アクセンチュア、「クラウド アプリケーション ファクトリー」を札幌に開設


 アクセンチュア株式会社は21日、クラウドアプリケーションの導入支援を行う施設「アクセンチュア クラウド アプリケーション ファクトリー」を、北海道札幌市に開設したと発表した。

 Accentureでは、インドのデリバリーセンター内に、クラウドアプリケーション導入に関する再利用可能な開発素材を集めたライブラリや方法論、実証済みの開発ツールや運用ツール群などの豊富な資産を集約した「クラウド ファクトリー」を設置している。

 今回、札幌に開設された施設は、国内の企業や組織に対して、高品質なクラウドアプリケーションの迅速な導入支援を行うための拠点で、クラウド ファクトリーなどにおいて培った、グローバルでのクラウドアプリケーション開発、実装の方法論・資産を集約。salesforce.comのクラウドプラットフォーム「Force.com」、およびプライベートクラウド環境を対象に、既存アプリケーションの移行ならびに新規アプリケーションの開発支援を実施するという。

 アクセンチュアによれば、すでに、国内大手小売企業や大手金融機関向けのプロジェクトが進行しており、ユニファイドコンピューティング環境を活用することで、地理的な制約にとらわれることのない、迅速な開発支援体制を実現するとしている。

 なお対応プラットフォームについては、Microsoftの「Windows Azure」など、ほかの主要なプラットフォームに対しても適応範囲を拡大させる予定。

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(石井 一志)
2010/9/22 13:33