「Internet Explorer 9」ベータ版公開、HTML5対応やパフォーマンスを向上
Internet Explorer 9ベータ版 |
米Microsoftは15日、次期ウェブブラウザー「Internet Explorer 9」(IE9)のベータ版を一般に公開した。日本語を含む33言語版が用意されており、Microsoftの特設サイト「Beauty of the Web」からダウンロードできる。対応OSはWindows 7/Vista。
IE9では、HTML5やCSS3などの標準規格への対応を強化。新たなJavaScriptエンジン「Chakra」を搭載し、レンダリングにGPUハードウェアアクセラレーションを利用するなどパフォーマンス面でも向上を図った。
ユーザーインターフェイスも、アドレスバーと検索ボックスが統合されるなどシンプルな構成となり、サイトをWindows 7のタスクバーに登録する機能など、Windows 7と連携する機能を搭載した。
Microsoftでは、IE9ベータ版の公開に合わせたイベント「Beauty of the Web」をサンフランシスコで開催。「Beauty of the Web」のサイトでは、Facebook、Twitter、MySpaceなど70以上のサイトが、IE9の機能を利用した新しいサイトやウェブアプリケーションをショーケースとして紹介している。
2010/9/16 11:46