スカイアーチ、Hyper-VとSystem Centerを用いたプライベートクラウド構築サービス


 株式会社スカイアーチネットワークス(以下、スカイアーチ)は9日、中堅・中小企業のプライベートクラウド導入を支援する「プライベートクラウド構築」サービスで、Windows Server 2008 R2 Hyper-V、ならびにSystem Center製品群の取り扱いを同日より開始する。

 プライベートクラウド構築サービスは、ビジネスに最適化したクラウド環境をご提供するサービスで、導入コンサルティング、設計・構築をスカイアーチが提供する。今回は、このサービスの仮想化ハイパーバイザーとしてHyper-Vの取り扱いを開始。マイクロソフトの協力を得て、中小規模の基幹システムの運用に最適な、物理/仮想、Windows/Linux一元管理体制を構築し、Windows Serverを利用する企業での、クラウド採用ニーズに対応するという。

 一元管理は、System Centerを用いた専用管理ツールを用いて実施。ホスティング、ハウジングの区分をなくしているほか、パッケージではなく、企業ごとに最適なIT基盤を選定し、構築を行う。

 提供にあたっては、運用開始のおおよそ2カ月前から導入コンサルティングを行い、最適な構成と運用プランを選定。必要に応じて、System Centerのデモも実施する。また、その後の設計・構築フェーズでは、マイクロソフトと行った共同実験のナレッジも活用し、最短2週間でプライベートクラウドの導入を実現するとした。

 価格は500万円からで、スカイアーチでは、2010年末までに10社での採用を目指している。

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(石井 一志)
2010/9/9 10:00