日立情報の「おてがる仮想化パック」、SSJの業務パッケージとセットで販売


 株式会社日立情報システムズ(以下、日立情報)は28日、ヴイエムウェア株式会社とエス・エス・ジェイ株式会社(SSJ)と協業し、SSJの業務パッケージ「SuperStream-COREシリーズ」と「VMware vSphere 4」を組み合わせたシステム環境を、「おてがる仮想化パック」のラインアップの1つとして中堅・中小企業向けに提供を開始した。

 おてがる仮想化パックは、サーバー統合の設計から仮想化システムの構築、管理者教育、保守までをセットで提供するオールインワンパック。短期間に低コストで仮想環境を導入できるのが特長で、用途別に「エコモデル」「スタンダードモデル」「ノンストップモデル」の3種類を用意している。

 一方、財務会計・人事・給与パッケージのSuperStreamでは、4月にVMware vSphere 4への対応が正式アナウンスされたことを受け、今回、おてがる仮想化パックとのオールインワン構成を提供する。これにより、仮想化の対象範囲が基幹業務へと拡大し、企業ではシステムの集約化により、一層のコスト削減や電力消費低減が可能になるとしている。

 今後も日立情報では、おてがる仮想化パックのラインアップを強化するとともに拡販に注力し、2011年度までに25億円(累計)の販売をめざす。

関連情報