Google App Engine SDK 1.3.5がリリース、タスクキューの上限を変更


 米Googleは6月30日(米国時間)、Google App Engine SDK 1.3.5をリリースすると発表した。Java向け、Python向けが提供される。

 新版ではタスクキューが強化され、1アプリケーションあたり50qpsから、1キューあたり50qpsに上限が変更された。さらに、Blobstore関連でも機能が強化され、Blobをファイルのように読み取るためのインターフェイスを追加。リモートAPIシェルコマンドのHTTPSやHTTPでの送信を可能にするなどの機能強化も行われている。

 また、昨年から提供されているJavaに加えて、Pythonソースのプリコンパイルをサポートし、アプリケーションの読み込み時間短縮、新しいアプリケーションインスタンスのCPU使用率削減などを実現するとのこと。この機能は、現在はデフォルトでオフ状態に設定されているが、将来的にはデフォルトで有効にする予定という。

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(石井 一志)
2010/7/2 14:03