IDCフロンティアがPaaS新基盤を構築、ヴイエムウェアと日本IBMが協力
株式会社IDCフロンティアは、ヴイエムウェアと日本IBMの協力の下、PaaSサービス「NOAHプラットフォームサービス」に新たな基盤を追加構築し、サービス提供を開始した。
NOAHプラットフォームサービスは、マイクロソフトの仮想化技術「Hyper-V」と、NECのハイエンドIAサーバー「Express5800/スケーラブルHAサーバー」を基盤としたPaaSサービス。4CPU、16GBメモリまでの拡張性と、月額7000円からの低料金が特徴。ヤフーのクラウド事業でもインフラ基盤の中核を成している。
今回は、ヴイエムウェアと日本IBMの協力の下、新たな基盤を構築。ヴイエムウェアは、クラウドOS「vSphere」を提供したほか、クラウド構築にかかわるコンサルティングを実施。今後もVMware製品による企業内クラウド連携や、複数データセンターでの相互連携の実現を支援していく。
一方の日本IBMは、x86サーバー「IBM System x 3650 M2」と統合ストレージ「IBM System Storage N3400」を提供。今後は「IBM System x仮想化検証センター」にて、3TBメモリまで拡張する「第五世代Enterprise X-Architecture」に準拠したサーバーにvSphereとvCloudを搭載し、大規模クラウド基盤に最適な最新技術環境をIDCフロンティアと共同で検証していく。
IDCフロンティアは、vSphereとIBM x86サーバーを組み合わせた新基盤によるサービスを6月30日より提供。今後も継続して安心、安全、高品質、高機能、費用対効果に優れたサービス開発に取り組んでいく。