スマートフォン内線化アプリ「uniConnect」にiPhone 4版が登場


 エス・アンド・アイ株式会社(S&I)は22日、iPhone向けの発信専用ダイヤラーアプリケーション「uniConnect」のiOS 4対応版を発表した。iPhone 4を企業の内線電話として利用できる。

 uniConnectは、iPhoneを企業の内線電話として利用するための発信専用ダイヤラー。新版では、iOS 4にバージョンアップしたiPhone 3G/3GSに加え、6月24日発売予定のiPhone 4でも利用可能となっている。

 利用方法は、Webページやテキスト上の電話番号をコピーして、uniConnectにペーストするだけ。オフィスでも外出先でも、企業が契約している固定電話回線を経由して電話をかけられる。

 uniConnectは、App Storeで無料ダウンロードが可能。ただし、利用するためにはコミュニゲート・システムズの「CommuniGate Pro」との連携が必要。CommuniGate Proは、IP-PBX、メール、スケジューラ、アドレス帳、電話会議、在籍確認、チャット、セキュリティなどビジネスコミュニケーションに必要な機能を、1サーバー・1アプリケーションで提供するシステムで、必要ライセンス数に応じた料金がかかる。

 一般的に企業で契約する電話回線の通信コストは、携帯電話の通信コストよりも低額に設定される。uniConnectとCommuniGate Proによって、いつでもどこからでもiPhoneを内線化することで、携帯通信コストを削減できるほか、公私費用分計も可能になるとしている。

 S&Iでは、トライアルキャンペーンも実施。4週間の期間中、iPhone1台につき9800円の特別価格で、1社につき2~4名まで、03局番からの電話の発着信、専用Webブラウザベースのメール、スケジューラ、チャットの機能が利用できる。

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