NRIセキュア、情報資産整理ソフトがPDFに対応-ADとの連携機能やSDKも提供


 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(NRIセキュア)は18日、電子ファイルを重要度別に識別・整理するソフトウェア「SecureCube/Labeling」の機能を強化すると発表した。

 まず、クライアントPC向けの「SecureCube/Labeling Personal」において、PDFファイルに重要度のラベルを付与するオプション機能「SecureCube/Labeling Personal for PDF」を、同日より提供する。従来はMicrosoft Officeに対応していてが、これによってPDFファイルも識別・整理できるようになる。

 また、サーバー向けの「SecureCube/Labeling Enterprise」の機能を強化。Active Directory(AD)との連携に対応し、情報資産管理台帳およびファイル操作ログのユーザーIDと、ADで用いる社員のIDを統合できるようになった。さらに、ラベルが付与されていないファイルが存在する場合や、重要情報(極秘、関係者限などのラベルが付与されたファイル)が規定のファイルサーバーのフォルダやPC以外のところに保存されている場合、管理者に通知する機能が追加されている。

 加えて、SecureCube/Labelingシリーズ向けのSDK(ソフトウェア開発キット)を、開発者向けに提供。SDKの利用により、ほかのIT製品からラベルの書き込みや読み取りを可能にしたり、特定のフォルダにファイルを格納すると、ラベルを自動的に付与したり、といった利用が可能になるとのこと。

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