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BIPROGY、「BankVision」の内製開発・保守に特化したAIサービス「DevAI Starter Kit」を11月より提供

 BIPROGY株式会社は、オープン勘定系システム「BankVision」のさらなる価値向上に向けた取り組み「BankVision2.0」の第3弾として、「BankVision」の内製開発・保守に特化したAI活用サービス「BankVision DevAI Starter Kit」を11月から提供開始すると発表した。

 「BankVision DevAI Starter Kit」は、「BankVision」開発に特化したAI基盤をSaaS型で提供するもの。「BankVision」の開発プロセスを前提に、AIが既存の設計書、プログラムソース、規約・ルールを参照し、「必要な資料を探す」「変更の影響範囲を調べる」「設計書やプログラムを作成する」「内容を確認する」といった一連の作業を支援することができる。

 具体的には、「BankVision」の既存資産を直接参照するMCP連携機能や、用途別のAIエージェントによる開発作業支援機能を備えるほか、共通RAG・個別RAGとルール参照(開発ルール、運用ルールなど)による回答精度の向上が期待できるとした。

「BankVision DevAI Starter Kit」概要図

 こうした機能を利用することで、新たに「BankVision」を導入する金融機関においては、勘定系更改と同時に内製開発力の強化・ノウハウ継承・変更対応の迅速化を実現する内製開発体制の基盤として活用可能。一方、すでに「BankVision」を採用している金融機関においても、これまで蓄積してきた開発資産を生かしながら、同様の効果を早期に得られるという。

 なお、「BankVision」採用11金融機関との共同PoCでは、テストケース作成、コーディング支援、障害解析などで即効性を確認したほか、BIPROGYによる追加検証では、開発生産性が30%以上向上することを確認した。

 さらにBIPROGYでは、設計・製造・テストなど「BankVision」開発工程における作業工数の削減、既存の設計書やプログラムソースを踏まえた回答による影響調査・改修作業の高度化、規約やルールに沿った成果物の作成・レビューによる品質の均一化などが期待できると説明。加えて、有識者の知識やレビュー観点の形式知化と次世代への継承、利用金融機関間でのプロンプトや活用ノウハウ共有による、継続的な精度・実用性向上なども見込めるとしている。