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富士通、サプライチェーン全体でのセキュアなデータの授受やコミュニケーションを実現する情報連携サービスを提供

 富士通株式会社は20日、サプライチェーン全体でのセキュアなデータの授受やコミュニケーションを実現する情報連携サービス「Fujitsu トラステッドサプライチェーンサービス」を提供開始した。

 同サービスは、米国国立標準技術研究所(NIST)が定めたセキュリティ基準「NIST SP 800-171」に準拠するとともに、日本国内のデータ管理・運用を実現している。2019年から協業している米Exostarの機能を活用した日本初のSaaSで、高度なセキュリティ要件を求める防衛産業や重要インフラ分野など幅広い企業向けに、サプライチェーンの企業内および企業間の安全な情報連携を実現する。

 これにより、企業は煩雑なシステム構築や運用にかかるコスト・負荷を削減しつつ、セキュアな環境で安心安全にデジタル化を推進し、事業継続性の向上とサプライチェーン全体での競争力強化を図ることができる。

 また、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)に登録された国内データセンターでデータ管理を行うとともに、富士通の専門家による監視・サポートを含む運用を日本国内で実施していく。顧客は、グローバルスタンダードのセキュリティ環境を国内運用環境で利用でき、外国法による情報開示リスクを最小化できる。

 コミュニケーション機能は、使い慣れた操作性を備えたMicrosoft 365をベースとしており、スムーズな導入と利用が可能。また、同サービス内でセキュアに利用可能なAI機能の提供についても、Exostarと連携して検討していく。

「Fujitsu トラステッドサプライチェーンサービス」の概要

 さらに関連サービスとして、米国のクラウド基盤と運用体制による「Fujitsu トラステッドサプライチェーンサービス 米国CUI対応サービス」も同時に提供開始する。米国国防総省との取引などで米国の規制要件へ対応が必要な企業は、「Fujitsu トラステッドサプライチェーンサービス 米国CUI対応サービス」を選択できる。

 富士通は、同サービスの提供を通じて、日本企業のサプライチェーンにおけるセキュリティ強化を支援し、国際的な競争力向上に貢献するとしている。