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Red HatとGoogle Cloudが提携を拡大、Red Hat OpenShiftがGoogle Cloudコンソールで利用可能に
2026年4月13日 13:40
米Red Hatは現地時間3月26日、アプリケーションのモダナイゼーションとクラウド移行の加速に向け、Google Cloudとの提携拡大を発表した。提携拡大により、Google CloudコンソールでRed Hat OpenShiftが利用可能になり、Google Cloudサービスとの統合がさらに強化されるとしている。また、Google Cloud上のRed Hat OpenShift Dedicatedで、Red Hat OpenShift Virtualizationの一般提供を開始する。
Red Hatは、今回の発表は、企業がGoogle Cloud上でコンテナ化・仮想化されたアプリケーションやAIアプリケーションを安心して構築、デプロイ、管理、拡張できる包括的なアプリケーションプラットフォームを提供するという、両社の共通のコミットメントを改めて示すものだと説明。Red HatとGoogleの両社が、Google Cloud上のRed Hat OpenShiftで実行されるアプリケーションのパフォーマンス、セキュリティ、そして継続的な成功に向けて尽力していることで、顧客は安心して業務に取り組めるとしている。
Red Hat OpenShiftが、Google Cloudコンソール内で利用可能になったことで、顧客はGoogle Cloud上でワークロードを実行するための最適なソリューションを容易に見つけ、よりシームレスなオンボーディング体験を得られる。
Red Hat OpenShift Dedicatedのユーザーは、Red Hat Hybrid Cloud Console内でガイド付きクラスタプロビジョニングフローに移行する前に、Google Cloudの前提条件をネイティブに検証できる。
組織は、Google Cloud Marketplaceを通じて柔軟な従量課金制を利用でき、Red Hat OpenShiftのサブスクリプション費用をGoogle Cloudの確約利用料 (Committed Spend) に含められる。
Red Hat OpenShiftのユーザーは、Google Cloud Secret Manager、Certificate Authority Service、Workload Identity Federationなどの主要サービスとの共同設計・共同サポートによる統合を通じて、Googleのネイティブな統合機能のパワーを活用できる。
Red Hat OpenShift Virtualizationは、Red Hat OpenShiftに組み込まれた機能で、従来の仮想マシン(VM)とコンテナ、サーバーレスワークロードを一貫したKubernetesプラットフォーム上で統合することで、レガシーなインフラストラクチャと最新のイノベーションとのギャップを埋める。ユーザーは、すべてのワークロードにおいて単一のインターフェイス、統一されたツールセット、そして一貫した運用手法を活用することで、より効率的な運用を実現できる。
Google Cloud C3ベアメタルインスタンスで利用可能なRed Hat OpenShift Virtualizationは、パフォーマンスが重視されるワークロードやライセンス制約のあるワークロードに対して、組織がCPUおよびメモリリソースへ直接アクセスできるようにする。これにより、クラウド上で予測可能なパフォーマンスを維持しながらモダナイゼーションを支援し、その加速やハイブリッド環境全体での一貫した管理、移行の簡素化、拡張性と信頼性の向上を実現する。
Red Hat OpenShift Dedicated on Google Cloudは、VMに最新のアプリケーション開発プロセスとツールを提供し、組織が自社のペースでVMベースのアプリケーションのモダナイズを加速できるよう支援する。
統合された運用モデルにより、ITチームはオンプレミス、クラウド、エッジ環境にわたってVMとコンテナを一貫して管理できるようになり、効率の向上と柔軟性の確保を実現する。
組織は、仮想化用移行ツールキットやRed Hat Ansible Automation Platformなどのツールを活用することで、ダウンタイムを最小限に抑えながら、従来の仮想化環境から柔軟に移行できる。これにより、OpenShiftとGoogle Cloudを活用した一貫性のあるハイブリッドアプローチへワークロードを移行しやすくなる。
Red Hat OpenShift Dedicated on Google Cloudにより、組織は包括的なアプリケーションプラットフォームと拡張性の高いインフラストラクチャを基盤として、より予測可能なパフォーマンス、弾力的なスケーリング、そしてより強固なSLAを実現できる。
Red Hat OpenShift Dedicated on Google Cloudは、中核事業を支えるアプリケーションの構築とスケーリングに顧客が専念できるよう設計されたフルマネージドのアプリケーションプラットフォームで、グローバルなサイト信頼性エンジニア(SRE)と組み込みの自動化機能により運用負担を軽減し、運用効率を向上させる。
これらの新機能を体験し、アプリケーションのモダナイゼーションの取り組みを加速させるため、Google Cloudコンソール内で直接Red Hat OpenShiftを試用できる。また、Red Hat OpenShift Dedicated on Google Cloud上のRed Hat OpenShift Virtualizationを活用することで、組織はそれぞれのペースで近代化の取り組みを開始できるとしている。
