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ゲットワークス、鎌倉製作所のハイブリッド空調機「AirX」の実証試験を実施

 株式会社ゲットワークスは24日、新潟県湯沢町で株式会社GXテクノロジーと共同で運営するコンテナ型データセンター「湯沢GXデータセンター」において、株式会社鎌倉製作所がコンテナ型データセンター向けに新たに開発したハイブリッド空調機「AirX」を導入し、実証試験を実施したと発表した。

 生成AIサービスの普及に伴い、サーバーの消費電力が肥大化する中、データセンターには高発熱のサーバーを低消費電力で効率的に冷却することが求められている。立地や季節により気候が大きく変動する日本において、画一的な冷却能力でサーバールームを冷やすと消費電力の無駄が生じ、PUEの上昇、CO2排出量の増加にもつながる。

 今回、ゲットワークスが導入したAirXは、外気・地下水・直膨の3種類の冷却機構を使った複数のモードを備え、外気温や冷風の供給温度によって運転モードを自動で切り替えることで、常に最小限の消費電力で最適な冷却能力を生み出す。

 実証試験では、実際にコンテナ型データセンター内で60kW(最新の空冷GPUサーバー4台分)以上の熱負荷を発生させ、AirX1台で冷却した。外気と地下水のみの運転でも送風温度は15℃から20℃を維持でき、室内の高温側と低温側の温度差であるΔtは最大で20℃を上回るなど、高負荷なAI向けサーバーの冷却にも十分な効果が期待できることを確認した。

 ゲットワークスは、今回の検証を経てAirXの追加導入を進め、高負荷サーバーをターゲットとしたAI・ITインフラ構築に力を入れる。また、引き続き鎌倉製作所との連携を強化し、より効率的な冷却機構を持つコンテナ型データセンター開発を進めていくとしている。