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シーイーシー、“自分専用”に最適化されたフォルダーをAIが仮想的に生成する「SmartSESAME xIDiA」
必要な情報へ直感的かつ迅速にアクセス可能
2025年10月2日 09:00
株式会社シーイーシーは、新技術と生成AIにより情報エコシステムを構築し、紙文書やデジタルデータの利活用を支援するソリューション「SmartSESAME xIDiA(スマートセサミ クロスイディア)」(以下、xIDiA)を、12月より提供開始すると発表した。
「xIDiA」は、今回新たに開発した「AIによるデータのカテゴリー自動分類技術」を活用し、AIがドキュメントの内容や利用者の業務特性を把握して、一人ひとりに最適化されたフォルダー構成を仮想的に自動生成するソリューション。これにより、利用者は必要な情報へ直感的かつ迅速にアクセスできるという。
利用にあたっては、利用者が「昨日の会議の決定事項は?」「開発中の製品Aについて仕様を教えて」といったように、自然文でAIに問いかけると、必要な情報や関連資料を「複数の論点」から提示する。検索結果は利用者からのフィードバックをもとに調整され、利用者が望む結果を学習して進化する仕組みも備えた。
また情報の保存先としては、OneDrive、Microsoft 365(メールやチャット、会議録音データ)、Boxなどマルチモーダル(複数の形式)に対応しており、形式や種類の異なる情報を一括して検索・抽出できる点も特徴だ。
セキュリティ面では、既存のアクセス管理ポリシーがそのまま適用され、利用者が検索できるのはアクセスが許可された情報のみに制限される。さらに、元データをシステム内に保持せず、必要な情報だけを安全に抽出する仕組みのため、利便性とセキュリティを両立した利用が可能とのこと。
料金は、初期費用+ユーザー単位の月額利用料となり、詳細は個別見積もり。