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電通総研、最適な教育を最小限のリソースで実現できるセキュリティ訓練サービス「AironWorks」を販売
2025年9月26日 08:00
株式会社電通総研は25日、AironWorks株式会社と販売代理店契約を締結し、アウトソース型セキュリティ訓練プラットフォーム「AironWorks(アイロンワークス)」を提供開始すると発表した。
「AironWorks」は、初期導入から訓練配信、集計、レポート作成までを一括してアウトソースし、セキュリティ担当者の負担を軽減することで、限られたリソースでも継続的な教育運用を実現するセキュリティ訓練プラットフォーム。
独自のAI技術により、企業の業種や従業員の役職・職種に応じて個別最適化された模擬攻撃を自動生成する仕組みを搭載しているほか、WebやダークWebにあるターゲット企業の情報、従業員の属性、最新のハッカーの攻撃トレンドを基に、従来の汎用的なテンプレートでは再現できない、高度で実践的な訓練を提供するという。
模擬攻撃訓練の実施後は、ダッシュボードで訓練結果やリスクの高い従業員を可視化でき、組織全体のセキュリティスコアをリアルタイムで把握可能。また、訓練で不合格となった従業員に対しては、アンケートや補習機能を活用し、攻撃に対する組織全体の弱点の傾向を把握するとともに、セキュリティ意識の向上を図ることが可能とした。
さらに、診断レポートによってセキュリティ意識レベルを評価し、具体的な改善点を明確化することで、継続的な対策立案につなげられるとのこと。