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CData、データ連携ツールの新版「CData Drivers V25.0」をリリース

スマレジで連携可能なデータを拡大

 CData Software Japan合同会社(以下、CData)は2日、270種類以上のSaaS/データベースに連携する「CData Drivers」の最新版となる「CData Drivers V25.0」をリリースした。

 新版では、クラウド型POSレジアプリ「スマレジ」との連携ツール「スマレジドライバー」がプラットフォームAPIに対応した。これにより、予算、支払い方法、ロール情報をはじめとする、従来のスマレジAPIでアクセスできなかった60種類以上のデータへのアクセスを可能にした。スマレジデータを各種ツール・アプリに連携することで、予実管理などの用途におけるデータ活用が可能になる。また、認証方式としてOAuth 2.0をサポートし、よりセキュアなデータ連携を実現した。

 企業が持つデータをSalesforce Platform上に集約、統合するカスタマーデータプラットフォーム「Salesforce Data Cloud」との連携では、Upsert(挿入または更新)とDelete(削除)をサポートした。連携先のETLなどのツールからSalesforce Data Cloudへデータを書き戻せるようになり、多様なサービスから顧客関連のデータを集約・統合できる。

 デジタルマーケティングツール「Adobe Target」向けには、新ドライバーをリリースした。Adobe Targetは、Webサイト、アプリ、ソーシャルメディアなどにおける顧客体験をパーソナライズするツール。ドライバーを活用することで、各種BIやETLツールからAdobe Targetのアクティビティ、オーディエンス、エクスペリエンス、ロケーションなどのデータにアクセスできる。

 また、これまでWindows版のみの対応だった「CData MCP Servers」のMac版をリリースした。CData MCP Serversは、400種類以上のSaaSやデータウェアハウス、データベースに対応したMCP(Model Context Protocol)Serverの総称。CData MCP Serversを利用することで、Claude Desktopをはじめとする、さまざまなAIアプリケーション・エージェントから、SaaS、データウェアハウス、データベースのデータを利用したAIとの対話や、課題解決が可能になる。