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シーイーシー、クラウドアプリの信頼性評価から利用管理までを行う「クラウドアプリ信頼性評価」
2025年7月28日 08:00
株式会社シーイーシーは、セキュリティ対策製品の運用最適化を支援するサービス「CEC POC」のオプションとして、クラウドアプリの信頼性評価から利用管理までを行う「クラウドアプリ信頼性評価」を、8月1日より提供開始すると発表した。
「クラウドアプリ信頼性評価」は、クラウドアプリの信頼性評価と、企業が利用するCASB(Cloud Access Security Broker)の運用支援(ホワイトリスト登録の代行)により、クラウドアプリの利用フローを一括してサポートするサービス。
このうちクラウドアプリの信頼性評価については、セキュリティサービスを提供してきた実績を生かし、「クラウドアプリ」と「提供事業者」の2段階で行う点が特長で、「提供事業者」からの回答のみを評価する一般的な方法とは異なり、客観的かつ複合的な評価が可能になるという。また、「公的な安全基準がない中で、自社基準によるセキュリティチェックシートの作成が難しい」といった、情報システム部門の負担を軽減するとのこと。
さらに、通常約1カ月かかるクラウドアプリの信頼性評価が最短翌日には完了するため、「早くクラウドアプリを使いたい」という従業員の要望に応えられ、情報システム部門への申請をせずに勝手にクラウドアプリを利用されてしまう、いわゆる“シャドーIT”の発生リスクを軽減するとしている。
また、月次レポートによりクラウドアプリの利用状況を可視化でき、シャドーITが見つかった場合は、シーイーシーへ新たに信頼性評価・管理を依頼可能なため、円滑なクラウドアプリの運用を実現するとした。
価格(税込)は、信頼性評価:3件、ホワイトリスト登録:3回、月次レポート作成:1回の場合で月額33万円。別途、22万円の初期費用が必要となる。