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キヤノン、複合機からデジタル化やクラウド保管を実現する「MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator」
2025年6月23日 13:02
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は20日、キヤノン製複合機と、クラウドサービス「DigitalWork Accelerator(以下、DWA)」を連携させる新アプリケーション「MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator」を6月30日に提供開始すると発表した。
DWAシリーズは、電子帳簿保存法に対応した電子取引管理サービス、請求書受取サービスに加え、業務別アプリケーション・業種向けサービスを連携させることで、DX推進と業務変革の実現を支援するクラウドサービス。企業の「情報資産」であるドキュメントを安全に管理・保存し、多様な手段で適切に分類・検索できる環境を提供する。
新たに提供するMEAP クラウドスキャン for DigitalWork Acceleratorにより、キヤノン製複合機からPCレスでDWAにスキャンデータを直接保存できるようになり、紙文書のデジタル化からクラウド上での電子保管までをシームレスに実現する。
また、複数の書類を一括でスキャンする際には、管理ナンバーや取引先企業名などのインデックス情報を含むQRコードを使用したPDF自動分割機能により、書類を自動で振り分けて保存できるため、業務のスピードが大幅に向上する。さらに、書類をスキャンするだけでインデックス情報が自動登録され、関連書類をひも付けて保存できる。これにより、保存された書類の検索性が高まる。
例えば、多拠点でビジネス展開する企業では、各拠点で受領した書類をスキャンするだけで、本社とスムーズに共有でき、インデックス情報を活用することで社内外の問い合わせにも迅速に対応できる。さらに、基幹システムや他のクラウドシステムからDWAに取り込んだデータに対して、MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Acceleratorから読み込んだ書類を、キー情報を使ってひも付けて保存できる。
キヤノンMJは、今後もDWAを情報資産管理の基盤としてさらに機能拡充を行うことで、顧客のデータ利活用に貢献し、業務プロセス変革とDX実現を継続的に支援していくとしている。