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EYSC、生成AIやAIエージェントを活用して業務変革を加速する「次世代型ハイパーオートメーション実現支援サービス」

 EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(以下、EYSC)は16日、生成AIやAIエージェントなどの先進技術を活用し、業務改革、テクノロジーベンダーなどを融合させ、業務の効率化と生産性向上を支援する「次世代型ハイパーオートメーション実現支援サービス」を6月に提供開始すると発表した。

 EYSCでは、日本企業ではこれまで、RPAやAI-OCRなどを用いた業務効率化が進められてきたが、単一タスクや業務での部分最適にとどまり、業務の開始から完了まで一貫したエンドツーエンドのプロセス改革による最適化の実現には課題が残されていると説明。こうした状況に対応する手段として、「ハイパーオートメーション」が注目されているという。

 ハイパーオートメーションは、RPA、AI、生成AI、業務プロセスマネジメントなどの技術を統合し、業務全体の自動化と最適化を図るアプローチの総称で、すでに一部の企業では同コンセプトの導入が進められてきた。近年は生成AIの進化により、AIエージェント機能などを有機的に取り込むことで、その適用範囲と効果をさらに広げることが技術的に可能になりつつあり、こうした先進技術やビジネストレンドを取り入れ、単一タスク・業務の効率化を超え業務全体の加速的見直しを実現することが、企業の持続的な成長実現に不可欠な時代を迎えているとしている。

 今回、EYSCが提供する「次世代型ハイパーオートメーション実現支援サービス」は、変化するマーケットの状況を的確に理解し、業務改革、生成AIなどのテクノロジー、テクノロジーベンダー、委託先事業者を融合させ、エンドツーエンドの業務を抜本的に見直した最適な価値を提供する。

 デジタルテクノロジーの導入にとどまらず、総合コンサルティングファームとしてのノウハウを最大限に活用し、業務そのものを再定義することで、業務変革、BPOなどソーシングを最適化する。

 さらに、ハイパーオートメーション導入を推進するための運用組織・人材の定義や、ガバナンス構築による運用の継続・高度化など、多様なソリューションを組み合わせ、企業のビジネス状況に最適化された高度な変革を実現する。

 提供するサービスのうち、次世代型ハイパーオートメーション成熟度アセスメント支援は、現状の自動化ソリューションの適用状況を棚卸し・評価し、改善点や追加適用できる業務・テクノロジーを特定する。

 ソーシングオプション検討支援は、自動化できない業務および集約可能業務を特定し、SSCやBPOベンダーの強化、見直しと合わせて業務を効率化する。

 次世代型ハイパーオートメーション・ビジネスプロセス策定支援は、弊社アセットである生成AIなど他ソリューションの膨大なユースケースを十分活用した上で、近代的なハイパーオートメーション・ビジネスプロセスをデザインし、ROI算出をする。

 次世代型ハイパーオートメーション導入推進/運用組織・人材定義支援は、導入推進/運用に係る組織のミッション、組織機能、タスク、必要スキルを策定し、内製化を目指した社内人材のスキルと育成計画を定義する。

 次世代型ハイパーオートメーションガバナンス構築支援は、安定的にユーザーが利用している上で必要なポリシー、ルールなどのガバナンスを定義します。

 次世代型ハイパーオートメーション導入支援は、導入ロードマップ、マスタープラン策定支援、各種適用ソリューションに係る複数プロダクト評価、RFP策定、ベンダー選定支援、PoC/本番環境構築、推進支援、各種適用ソリューションの設計、開発、実装、テスト、評価支援、複数部門でデータを扱う場合のデータセキュリティ担保支援を提供する。