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日本情報通信、最新国際標準規格や国内法規に対応する統合EDIパッケージ「EDIPACK21 v4.0.0」をリリース

 NTTグループの日本情報通信株式会社(以下、NI+C)は9日、EDI製品「EDIPACK21」の新バージョン(v4.0.0)を提供開始した。

 EDIPACK21は、取引先との受発注データや、金融機関との送金データなどのやり取りを自動化し、日々の業務効率化を支援するツール。

 新バージョンでは、国際標準規格ISO 20022に準拠した外国送金サービスに対応。株式会社NTTデータが提供する外国送金ファイル伝送サービスへの対応により、外国送金業務をファイル伝送(SWIFT経由)で行っている企業向けに、セキュアな伝送を提供する。

 また、電帳法改正により義務化された、電子取引データ(EDIデータ)の電子保存に対応。EDIデータをセキュアに長期間保存し、NI+Cのストレージサービスに自動的にアップロードする。これにより、EDIデータを長期間安全に保存したい企業の要望に対応する。

 最新セキュリティ技術への対応では、TLS 1.3に対応し、国内外や各業界で採用されている通信手順をよりセキュアな暗号プロトコルで提供する。

 OSおよびミドルウェアへの対応でも、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 9、Tomcat 10、PostgreSQL 16などに対応し、稼働環境を拡充した。