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ネットギア、10GbE×28ポートを備えたレイヤ2+スイッチ「XS728T」

 ネットギアジャパン合同会社(ネットギア)は4日、10Gigabit Ethernet(GbE)×28ポートを備えるレイヤ2+スイッチ「XS728T」を発表した。大規模ネットワークでのアグリゲーションスイッチや、中小規模ネットワークでのコアスイッチといった用途に向くという。価格は78万円(税別)で、9月16日より販売開始する。

 XS728Tは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×24ポート、10GbE用SFP+×4スロットを搭載したスイッチ。全ポートがIEEE 802.3ad(リンクアグリゲーション)に対応し、サーバーやNASとの接続を冗長化して、サービスの継続性を高めることができる。

 また、IPv4/IPv6のスタティックルーティングに対応したレイヤ2+スイッチであるため、VLAN間のルーティングに加え、IPv4/IPv6それぞれ64の経路(ルート)情報を静的に登録可能。

 ネットワーク機能としては、レイヤ2/3/4のヘッダ情報に基づいたQoS、VLAN、ポート間の通信の許可・禁止やポートのグルーピングが簡単に行えるプロテクトポート、IEEE 802.1x認証、ポートに接続する端末のMACアドレスに基づいて通信を許可・禁止するポートセキュリティ、DHCPスヌーピング、VoIPの音声・シグナリング(SIP、H.323、SCCP)用のVLANを動的に設定できるAuto VoIPなど、さまざま機能を搭載した。

 なお、これらの機能の設定は、すべてWebブラウザから行えるとのこと。

石井 一志