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So-net、AWS関連のSI事業を強化

 ソネット株式会社(以下、So-net)は10日、米Amazon Web Services(AWS)が提供するクラウドサービスのパートナープログラム、「AWS Partner Network(APN)」のコンサルティングパートナーに加入すると発表した。

 これに伴いSo-netでは、AWSに関連したシステムインテグレーション(SI)事業を強化する。具体的には、AWSの導入設計、環境構築、運用・保守までをワンストップでサポートする体制を整える。

 また、AWS上に構築したシステムの運用をSo-netが行う運用受託サービス、AWSへの支払いをSo-netが代行し、日本円による請求書発行手続きを行う請求支払い代行サービスも提供するという。

 このうち運用受託サービスでは、サービス監視、バックアップなどの作業や技術サポートを行うほか、ミドルウェアのアップデート作業、対象サーバーに対する24時間365日の有人監視といったメニューも用意する。

 なおSo-netでは法人事業において、すでにAWSの数百インスタンスを利用しているネットワークサービスの構築・運用実績があるほか、So-netのデータセンターやパブリッククラウドを含めた事例も多数あるとのこと。こうした実績を強みとして、今後もSI事業を強化していく考えだ。

石井 一志