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OSS運用管理勉強会が発足、ツールの情報共有や利用促進を目的に

 OSS運用管理勉強会事務局は12日、企業システムにおいて、オープンソース運用管理ソフト/ツールの活用を推進する「OSS運用管理勉強会」を同日付で設立したと発表した。7月19日に1回目の勉強会を開催する。

 OSS運用管理勉強会は、オープンソースソフト(OSS)ビジネスに参入している企業やエンドユーザー企業、OSSコミュニティ関係者などから参加者を自由につのり、情報共有を中心とした勉強会を実施する非営利団体。ZabbixをはじめとしたOSS運用管理ツールの、効率的な運用方法の共有、拡張・改善および利用促進を目的としている

 組織としては、OSS運用管理ツールの各製品、情報収集の目的に応じて設定した「ビジネス分科会」「テクニカル分科会」をはじめ、各種分科会での勉強会を定期的に実施する予定。OSS運用管理ツールの導入事例に関する情報、効率的な運用ノウハウや有効な周辺ツールに関する技術情報などを、企業や団体の垣根を越えて広く集め、その活動成果をセミナーやWebサイトで公開していく予定という。

 1回目としては、7月19日(金)に「Zabbixとクラウド管理」をテーマにした勉強会(無償)を実施する。場所はTISの本社(東京都新宿区)で、時間は19時から。定員は100名。

 なお、設立時の参加企業は以下の通り。
・サイオステクノロジー株式会社
・TIS株式会社
・日本ヒューレット・パッカード株式会社
・株式会社日立ソリューションズ
・ミラクル・リナックス株式会社
・ユニアデックス株式会社

 同事務局では、本年度中に30社の参加を見込んで引き続き参加企業を募集するが、個人の登録、勉強会への参加も可能としている。

石井 一志