TISとQuality Cloud、プライベートクラウド基盤の構築／運用を支援する「Cloud Green System導入・運用支援サービス」を提供

　TIS株式会社は3日とQuality Cloud株式会社は3日、プライベートクラウド基盤の構築と運用をサポートする「Cloud Green System導入・運用支援サービス」を提供開始すると発表した。

　Quality Cloudが提供する「Cloud Green System/OPEN Cypress（以下、CGS）」は、クラウドネイティブテクノロジーを活用した、安全で安価、超省電力による分散化されたスケーラブルな基盤サービス。

　Cloud Green System導入・運用支援サービスは、企業の既存システムをCGSに移行・再構築し、導入後の運用をサポートする。最新のグリーンテクノロジーを活用してエネルギー効率を最大化し、環境負荷を最小限に抑えながら企業の電力コスト削減を支援する。

Cloud Green System導入・運用支援サービス

　プライベートサーバーまたはコンテナ環境で、国産のプライベート基盤を提供する。Quality Cloudの統合プラットフォームツール「OPEN Cypress」により、複数のGrinノードを管理し、仮想マシンやコンテナを効率的に運用する。これにより、環境に優しく、低価格で高性能なプライベートクラウドを実現する。

　OSSを採用し、透明性を担保するだけでなく、仮想化・コンテナ基盤としても提供し、柔軟性とカスタマイズ性を両立。企業のニーズに対応し、導入企業での開発とメンテナンスの効率化を促進する。

　TISが長年培ったデータセンターやクラウドSIのノウハウを生かし、さまざまな基盤からの移行を支援する。また、ネットワークやハードウェア、データセンターなどのマルチベンダー構成における運用サポートをワンストップで提供する。

　サービスの参考価格は700万円（税別）から。