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LayerXがAIエージェント事業へ参入、まずは請求書受領業務への組み込みから
「AI-BPOサービス」などにより人が担ってきた業務の効率化を図る
2025年4月8日 08:00
株式会社LayerXは7日、2025年春をめどに、請求書受領業務などをAIエージェントが代行する「AI-BPOサービス」を提供開始することを発表。「AIエージェント事業」への参入を表明した。
LayerXではこれまで、企業のバックオフィス業務を支援するSaaS「バクラク」やAI・LLM事業を展開してきたが、そうしたサービスの運営で培った知見とAI技術への理解を生かして、人とAIが協働する世界を当たり前にすることを目的に、「AIエージェント事業」を開始するという。
同社はこのために、CEO直下に専門部署を新設し、AIエージェント技術を活用したAI-BPOサービスの開発・提供を進めていく考え。まずは自社の「バクラク」と連携し、これまでは主に人が担ってきた請求書受領業務などの業務プロセスにAIエージェントを組み込み、人とAIが協働する、新たな業務フローを構築するとしている。
具体的なサービスとしては、2025年春をめどに「AI-BPO」の第1弾サービスを提供するほか、2025年度内に複数サービスのリリースを計画しているとのこと。さらに将来的には、“業務の自動運転”の実現を目指してサービスの開発を進める計画である。