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ラック、AWS環境の運用・監視を支援する「AWS運用支援サービス」を提供
2025年3月27日 08:00
株式会社ラックは26日、Amazon Web Services(AWS)の運用課題を解決する「AWS運用支援サービス」を4月1日に提供開始すると発表した。
AWS運用支援サービスは、ラックが長年にわたって培ってきた、AWSへのインテグレーションや運用支援の実績と、セキュリティの専門的な知見を組み合わせ、企業のクラウド活用をよりシンプルかつ安全にするためにメニュー化したサービスとして提供する。最適なAWS環境を活用できるよう支援することで、顧客のクラウド活用推進とビジネスの発展に貢献する。
ラックは、AWS WAF Shield Advancedの国内唯一のパートナーとして認定されており、導入から設定、運用までを一貫して提供している。さらに、セキュリティの実績をクラウド運用にも生かし、AWSの安全かつ安定した利用を支援するため、Amazon CloudWatchをはじめとする各種AWSログの監視サービスを24時間365日対応で提供する。
サービスは、顧客が直面する課題に直接対応し、短期間での解決を目指すことで、より強固な運用体制の構築を支援する。
サービスは標準メニューとカスタムメニューの2本立てで提供し、顧客のニーズに合わせた最適な選択肢を提供する。標準メニューは、顧客の共通課題に対応し、効率化と品質の安定を実現する。契約からサービス提供までの手続きや内容を可視化し、共有された目標に向けてスムーズな運用をサポートする。カスタムメニューは、顧客固有の課題やニーズに応じて、顧客環境を把握した技術者がきめ細かく対応し、より柔軟なサポートを提供する。どちらのメニューも、自由に選択・組み合わせが可能。
標準メニューでは、QA対応、AWSサービス監視対応(Amazon CloudWatchメトリクス監視、AWS CloudTrailログ集約、Amazon GuardDuty通知対応、AWS Trusted Advisor通知対応)、ユーザー登録(AD関連)、設定変更、構築支援、サービス導入調査/検討、コスト最適化提案(RI、SPs購入支援など)、AWS SystemManagerのインベントリ情報収集を提供する。
カスタムメニューでは、OSのEOS対応(OSバージョンアップ作業)、ガイドライン作成、ドキュメント整備(設計書、運用手順書など)、CI/CD環境のデプロイ最適化、AWSトレーニング(内製化支援)、AWS WAF、AWS Shieldアドバンスドの設定、構築を提供する。