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セイコーソリューションズ、デジタルキー機能を備えた車両管理サービス「Mobility+」

アルコールチェック漏れを削減するアルコールインターロック機能も搭載

 セイコーソリューションズ株式会社は22日、アルコールインターロックとデジタルキーを活用したトータル車両管理ソリューション「Mobility+」を、2025年春ごろをめどに提供開始すると発表した。

 「Mobility+」は、一般的な車両管理ソリューションとしての基本機能に加え、デジタルキーやアルコールインターロック機能を搭載し、車両管理業務の効率化と安全運転推進を実現するトータル車両管理ソリューション。

 オンライン車両予約機能によっていつでもどこでも車両予約が可能になり、利便性が向上するほか、利用データを社用車台数の最適化検討などに活用できる。また、利用記録、運行記録をもとに日報を自動作成する機能や、リアルタイムで車両の位置情報を確認する機能、ドライバーごとに運転を点数化し、運転傾向の把握を支援する機能などを備えている。

 大きな特徴であるアルコールインターロック機能では、アルコールチェッカーの結果が一定の基準値を上回ると、エンジンがかからなくなる仕組みが提供され、エンジン始動と連動することで飲酒運転の防止を徹底できるという。

 さらに、スマートフォンアプリを使ってドアの施錠解錠を行うデジタルキーの活用により、物理的な車両キーの受け渡しが不要になる点もメリット。管理者の業務軽減、スムーズな車両の共有利用が可能となり、利用者の利便性向上にもつながるとしている。

 なお同サービスのデジタルキーでは、セイコーソリューションズのIoT技術の強みを生かしており、LTE通信とBluetooth両方に対応するため、通信が不安定な状況下でも通信が途切れることを防げ、安心してデジタルキーの使用と車両管理が行えるとのこと。