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ベリサーブ、テスト管理ツール「QualityForward」でコンテナベースのオンプレミス版を提供

 株式会社ベリサーブは、テスト管理ツール「QualityForward」において、Dockerコンテナをベースにしたオンプレミス版を11月1日から提供すると発表した。

 QualityForwardは、ソフトウェア開発におけるテストの非効率な作業を削減し、開発スピードと品質の向上を支援するテスト管理ツール。テスト結果のリアルタイム集計、さまざまなレポート表示、テストケースやテスト結果のレビュー、コメント機能、バグ管理システムとの連携機能などを備えており、ソフトウェアテストに関する情報を一元管理できるという。

 従来はクラウド版を中心に提供しており、一部の企業向けにはオンプレミス版も提供していたものの、環境準備および更新時の運用が煩雑なため、オンプレミス版の導入を断念するケースもあったという。

 しかし、機密情報や個人情報を含むテスト内容やテストケースを扱わなければならなかったり、厳格なセキュリティポリシーを定めていたりする企業から、オンプレミスでのツール提供のニーズが増加していたとのこと。

 そこで今回は、企業側での環境準備や更新が容易な、Dockerコンテナをベースにしたオンプレミス版を開発し、11月1日より提供を開始する。これにより、高いセキュリティが求められる企業や、セキュリティポリシーによりクラウド利用が制限されている企業でも、安心してQualityForwardを導入できるとしている。

 推奨環境(ベリサーブでのテスト済み環境)は、Ubuntu Server 22.04 LTSで、価格は個別問い合わせとなる。