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ニュートン・コンサルティング、「ITインシデント再発防止支援サービス」を提供
2024年10月16日 14:02
ニュートン・コンサルティング株式会社は16日、ITインシデント問題の根本原因を突き止め、組織として持つべき本来の自浄作用を発揮できるようにする「ITインシデント再発防止支援サービス」を提供開始した。
ニュートン・コンサルティングでは、「再発防止プロセスを導入しても事故やインシデントが減らない」という悩みを抱える組織は少なくなく、フレームワークに従って再発防止策を導入しているにも関わらず、問題が解決しない組織も存在するのは、根本原因は単一ではなく、プロセスや力量、ガバナンス、リスクカルチャー(組織風土)などが複雑に絡み合っていると説明。こうした課題に対し、ITインシデント再発防止支援サービスでは、組織の深層に潜む問題を解きほぐし、持続的な改善を支援する。
サービスでは、再発防止プロセスや、それを取り巻くリスクガバナンス・カルチャーを徹底調査・評価し、本質的な課題特定を行い、現実的かつ効果的な解決策を提示する。提示した解決策に対して、最終的には自律自走できるようになることを念頭に置きつつ、改善策の導入や運用を支援する。
再発防止プロセスは、各種フレームワークに基づき導入されていることや、事業内容や委託状況によるなど、組織ごとに異なるとして、複雑な環境でも顧客の予算とニーズに応じた現実的な範囲設定と改善支援を提案する。
再発防止プロセスに関わる問題は根が深く、要因が複雑に絡み合うことが多いため、その調査・分析には適切な仮説立てを行うことで、調査を迅速にし、課題特定を効果的に進められると説明。ニュートン・コンサルティングの知識と経験により、有効な仮説をもとに改善までの最短ルートを提案する。
マクロとミクロの視点から包括的な課題特定を行い、マクロの視点では数々のインシデントを重ね合わせて分析し、組織全体に潜む共通課題を認識する。ミクロの視点では個別の重大インシデントを掘り下げ、双方を組み合わせることで、再発防止プロセスの評価と改善を提案する。
再発防止が機能不全に陥る原因には、プロセスやルールの不備だけでなく、実行者の「意識」や「力量」なども影響するとして、抜本的な改善のためにリスクカルチャーやリスクガバナンスといった観点でも問題の掘り下げを行うとともに、具体的な解決策を提示する。
また、課題特定ができても、正論だけでは解決しないことが多々あるとして、リソースなどの制約条件を加味しつつ、現実的で実行可能な解決策やその導入プランを提案する。さらに、最終的には顧客が自律自走できることを念頭に支援を行う。
ITインシデント再発防止支援サービスの価格は応相談。期間は4カ月から。