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FastLabel、DMMと連携したユーザー参加型の「データ収集&アノテーション代行サービス」を提供

まずは画像データから提供

 FastLabel株式会社は8日、合同会社DMM.com(以下、DMM)と協業し、AI開発に必要なデータの収集とアノテーションを代行する「データ収集&アノテーション代行サービス」を提供開始すると発表した。これにより、低価格・短納期・高品質でのデータ収集を実現するという。

 「データ収集&アノテーション代行サービス」は、ユーザー参加型でデータを収集し、アノテーションまでを代行するサービス。ユーザー参加型のため、FastLabelが提供してきた従来のサービスよりも低価格でのデータ収集が可能なほか、約4507万人(2024年2月時点)の会員数を持つDMMのプラットフォームを通じ、データ収集に協力するユーザーを募集するこにより、納品も短期化できるとした。

 また、アノテーションはFastLabelの専任アノテーターが実施するため、高品質なアウトプットを提供できるとしている。

 サービスの利用にあたっては、データを収集したい企業が、収集するデータやアノテーションの要件をFastLabelへ相談・発注すると、要件をもとにDMMへの連携が行われ、データ収集に協力するユーザーをDMMにて募集。その後、集まったデータをFastLabelへ納品し、FastLabelが検品とアノテーションを実施してデータを依頼企業へ納品する、といった手順になる。

 なおサービス開始当初は、提供可能なデータの範囲は画像に限られるが、動画、音声、テキストといったデータにも範囲を拡大する予定とのこと。