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NECとNECセキュリティ、セキュリティ経営における課題解決を伴走型で支援する「CISOマネジメント支援サービス」

 日本電気株式会社(以下、NEC)とNECセキュリティ株式会社は30日、データ起点での継続的なセキュリティリスクマネジメントを支援する「データドリブンサイバーセキュリティサービス」を強化し、セキュリティ経営における課題解決を伴走型で支援する「CISOマネジメント支援サービス」を、同日より提供開始すると発表した。

 CISOマネジメント支援サービスは、CISO(Chief Information Security Officer:最高情報セキュリティ責任者)の補佐役として、NECセキュリティの専門家が、セキュリティリスクマネジメントにおける短期および中長期サイクルでの全体最適化を伴走型で支援するもの。

 企業が保有する資産に対する脅威情報や、その企業が属する業界内でのインシデント動向について、NECが持つサイバー脅威分析の知見や技術を活用し、経営判断に資する高精度なサイバー脅威インテリジェンスを提供するという。

 また、脅威に対するセキュリティ対応状況の分析、組織の成熟度評価を行うほか、各企業が目指すセキュリティレベルの達成に向けた戦略策定・計画立案を支援し、構築・運用フェーズにおいても、PMOとしてプロジェクトを推進するとのこと。

 さらに、CISOの重要な役割の1つである、重大インシデント発生時の対応では、対応方針の助言や外部報告内容に対するレビューなど、ビジネス復旧の迅速化、レピュテーションリスク低減をサポートする。

 価格は個別見積もり。NECとNECセキュリティでは、今後3年間で20社への販売を見込んでいる。

 または両社は、この新サービスを千葉県の幕張メッセにて10月15日~18日に開催される展示会「CEATEC 2024」にて展示する予定だ。