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JBS、Microsoft Teamsを活用した通話環境構築を支援する「Connex Module」

社員がどこにいても会社の電話番号で電話の発着信が可能

 日本ビジネスシステムズ株式会社(以下、JBS)は26日、Microsoft Teamsを活用して、どこにいてもオフィスの電話番号での発着信を実現するサービス「Connex Module(コネックスモジュール)」を提供開始したと発表した。

 Connex Moduleは、Microsoft 365に通話機能をアドオンする電話サービスで、Microsoft Teamsを活用したクラウドPBXの導入をスムーズに行えるように支援する。Microsoft Teamsの利用環境があれば、アカウントに外線番号をひも付けることで、オフィスの電話として利用可能。自宅や出先など、社員がどこにいても会社の電話番号そのままで電話の発着信を行えるようになるという。

 また、グループを設定して複数の社員を同時に呼び出したり、他メンバーあての着信に代理応答して保留・転送したりできるほか、新規の番号付与が必要な場合でも5日間で利用開始できるとした。

 さらに端末は、スマートフォンやPC、固定電話、私用端末(BYOD)をオフィス電話の代替として利用でき、通話料についても、通信キャリアに関係なく利用量に応じた請求となるため、コストの最適化を図れるとのこと。

 なお、オフィス電話に必要なPBX機能をクラウド環境で実現するため、マイクロソフトのTeams Phoneを利用しており、Microsoft Teamsを利用している環境であればすぐに導入可能。電話番号の発行から設定までをJBSがワンストップで提供し、スムーズな利用開始をサポートするとしている。

 価格は、月額基本料が1ユーザーあたり1480円(0AB-J番号の場合)または980円(050番号の場合)、通話料金(発信時)が、固定電話向けが3分8円または2分5.4円、携帯電話・PHS向けが1分16円。別途、契約時の登録費用として、1社あたり3万円、番号発行時の手数料として1番号あたり3000円(0AB-J 番号の場合)または1500円(050番号の場合)がかかる。

 またJBSでは、Connex Moduleのユーザーサポートとして「モジュールプロサービス」を展開。電話番号の追加・変更・削除といった設定変更や、通信トラブルなどの原因調査、問い合わせ対応などを提供する。こちらのサービス価格は、1社あたり5万円から。