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MDIS、SIEM製品のSplunk EnterpriseをSaaS型で提供する「MDISセキュリティログ分析サービス」

 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(以下、MDIS)は30日、情報機器や通信のログを基にセキュリティ脅威の監視や検知を行う「MDISセキュリティログ分析サービス」の営業活動を開始し、サービス提供を2024年11月中に開始すると発表した。

 MDISセキュリティログ分析サービスは、ネットワーク、セキュリティ機器などのログを分析対象とするSIEM「Splunk Enterprise(以下、Splunkソフトウェア)」を採用。MDISが、顧客固有の導入環境に柔軟に対応できるクラウドサービスとして提供することで、SIEM導入におけるさまざまな課題を解決する。

 SIEM市場で多くの導入事例を持つSplunkソフトウェアを利用できるため、ゼロトラストを意識したセキュリティ対策や、資産管理などのシステム運用、ビッグデータの分析など、さまざまなシーンで利用できる。

 MDISがSplunkソフトウェアをクラウドサービス(SaaS)として提供するため、顧客による構築作業はなく、最小限の導入負荷でSplunkソフトウェアを利用できる。

 Splunkソフトウェアは、24時間365日監視体制のクラウドサービス基盤「MDIS Service Cloud(MSC)」上で構築されるため、高セキュリティ環境でサービスを利用できる。

 MDISセキュリティログ分析サービスの価格は、Splunkソフトウェアをクラウド環境として提供する基本サービスが月額30万円(税別)。また、今後、ログ追加支援サービス、分析支援サービスの提供を予定する。MDISでは、発売後3年間で20社への販売を目標とする。

監視画面例