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NTT-ATとNTTデータ経営研、IPランドスケープを活用したコンサルサービスの共同展開を開始

企業の技術/R&D戦略を支援

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)と株式会社NTTデータ経営研究所(以下、NTTデータ経営研)は2日、IPランドスケープを活用したコンサルティングサービスの共同展開を開始すると発表した。

 NTT-ATとNTTデータ経営研が今回提供するのは、IPランドスケープとして、技術を取り巻く環境を分析し、マーケットへの技術適用までの戦略策定に必要な一連のメソッドとパッケージを提供するもの。知的財産戦略の策定において、特許調査に関する知見と洞察に基づき、NTT-ATが企業の技術的優位性の分析を行う一方で、マーケット動向や技術動向から、着目すべき技術や企業をNTTデータ経営研が特定することにより、互いの取り組みを連接させ、知的財産戦略策定における取り組み全体をカバーするとした。

 具体的には、事業計画・ビジネスモデルの把握から、自社技術の詳細内容把握、外部環境分析、ステークホルダーやパテントポートフォリオのマップ作成、パテント分析、知的財産に関するリスク分析、オープン/クローズ戦略の策定――などを実施。IPランドスケープとして、幅広い情報から企業の取り組むべき方向性の示唆を導出可能にするとしている。