ニュース

アシスト、マルチクラウド対応のCNAPPソリューション「Tenable Cloud Security」を販売

 株式会社アシストは1日、米Tenableのマルチクラウド対応CNAPP(Cloud Native Application Protection Platform)ソリューション「Tenable Cloud Security」を販売開始した。

 Tenable Cloud Securityは、マルチクラウド環境に対応し、これまでサイロ化していた各クラウド環境の設定や状態を自動収集した上でリスクを分析し、各リソースの設定に潜む脆弱性や、変更作業、ユーザーによる不正操作といったセキュリティ上の問題を即座に検出・通知・是正するソリューション。

 Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)などの主要なクラウドプラットフォームに対応。クラウド環境の設定・状態を自動収集し、セキュリティ設定、一般的なフレームワーク、規制要件、企業ポリシーに対するコンプライアンスを自動的にチェックするため、複数のツールからのサイロ化されたアラートの分類や手動分析が不要となる。

 資産や関連性の掛け合わせで、例えば、攻撃に使われそうな「危険な組み合わせ」などのリスクを分析し、影響度に応じて対処が必要な箇所を色別に分かりやすく表示することに加え、問題点の修正手順の提案や、一部、自動修復にも対応する。また、ID関連のリスクである過剰権限(数年間使用されていないが特権を持っているものなど)や誤設定を検出し、最小権限の原則を実現する。

 Tenable Cloud Securityの参考価格は、100クラウドリソースで年額482万7900円(税別)から。