ニュース

シュナイダーエレクトリック、リチウムイオン採用の単相UPS「APC Smart-UPS Ultra」に8kVA/10kVAモデルを追加

 シュナイダーエレクトリックは28日、リチウムイオン採用の単相UPS「APC Smart-UPS Ultra」のラインアップを拡大し、新たに8kVA/10kVAの製品を市場に追加投入すると発表した。追加モデルは4月1日に提供開始する。

 APC Smart-UPS Ultraは、単相UPS「Smart-UPS」のリチウムイオン搭載シリーズで、日本市場では5kVAモデルを2021年12月に提供開始した。今回、その容量帯に新たに8kVA/10kVAの2製品を追加し、リチウムイオンを採用した高機能なUPSのラインアップにさらに幅広い選択肢を提供する。

「Smart-UPS Ultra」の8kVA/10kVAモデル(左:横置き、右:縦置き。外観は8kVA, 10kVAともに共通)

 APC Smart-UPS Ultraの8kVA/10kVAモデルは、先行して発売した5kVAモデルと同様に、次世代パワー半導体とリチウムイオンバッテリーの採用により、シュナイダーエレクトリックの従来の鉛バッテリー採用モデル対比で約33%の小型化、約51%の軽量化となり、同容量帯のUPSで最小・最軽量を実現した。設置スペースと重量を低減し、UPS以外のIT機器に有効活用でき、IT設備の設置が難しかった場所への導入や、複数機器を用いたより高密度なIT設備の構築における電源保護に貢献するとしている。

 また、同製品のリチウムイオンバッテリーは、従来5年だった寿命を2倍に延ばし、最長10年の寿命を提供可能とした。それに伴い、標準製品保証の無償期間を5年に延長し、最大10年まで保証を延長できるオプションを整備した。メンテナンスフリーでの、安定した長期間の電源保護環境をサポートする。

 先行して発売した5kVAの容量においては、シュナイダーエレクトリックの日本市場での販売量のうち、リチウムイオンバッテリー搭載モデルが約46%までそのシェアを拡大しているという(2023年実績)。シュナイダーエレクトリックは今後も、ITインフラ設備における電源保護ソリューションとして、リチウムイオンバッテリーを搭載したUPSのラインアップを拡充していく予定で、主に5kVA以下の容量帯について、来年以降にも新たな製品を追加することを見込むとしている。