バルテス、簡易的な脆弱性診断を行う無料サービス「サイバー攻撃自動診断」を提供

　バルテス株式会社は26日、簡易的な脆弱性診断をWeb上で行える無料ツール「サイバー攻撃自動診断」を提供開始したと発表した。

　「サイバー攻撃自動診断」は、100項目超の診断項目で脆弱性を診断できるサービス。無料でありながら、クロスサイトスクリプティング、SQLインジェクション、クロスサイトリクエストフォージェリ（CSRF）、SSL/TLSの検証など、さまざまな診断項目が用意されているほか、最新の脆弱性の情報をもとに項目のアップデートを定期的に行うという。

　バルテスでは、ベンダー依頼による脆弱性診断は、専門家による詳細な診断が受けられるものの、高額になりがちなのに対して、サイバー攻撃自動診断は、診断したい時にすぐに無料で利用できる点をメリットとして説明。中小企業にとってハードルの高いセキュリティ対策の、“最初の取っ掛かり”としてサービスを利用してほしいと呼びかけている。

　なお利用にあたっては、診断対象サイトの保有者確認と、サイバー攻撃自動診断が使用するIPのホワイトリスト化が必要になるとのこと。