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エアー、AIを使った不正判定を行えるメール監査製品「WISE Audit バージョン8.0」

 株式会社エアーは14日、メール監査ソリューション「WISE Audit」の新版として、AIによる不正判定機能などを追加した「同 バージョン8.0」を販売開始したと発表した。

 WISE Auditは、誤送信・情報漏えい防止のためのフィルタリング機能と、監視・監査および訴訟時の情報開示に有効な高速検索可能なアーカイブ機能を備えた、メールアーカイブ・監査ソリューション。

 今回の新版では、不正の疑いがあるメールに対してAIを使った判定を行えるオプション機能「AI判定機能」が新たに追加された。このオプションでは、キーワードを使用した定期的なメール検索の結果に対してAIが判定を行い、AIが不正の疑いを「危険」「予兆」「未検知」の3段階に分けて表示してくれる。

 検索結果で大量のメールがヒットしたときでも、AIが自動判定するため、担当者は、目視で確認するメールに優先順位をつけて監査を行えるという。エアーでは、「eディスカバリ機能」を利用した平時監査で効果を発揮すると、その価値をアピールしている。

 また、管理者や監査ツールログイン時の二要素認証機能の追加、バッチキーワード検索利用時の機能改善など、セキュリティ面の強化と定期監査時の操作性を向上させるための各種改善を行った。

 なお新版では、年間サポートおよびサブスクリプション価格が変更されているとのこと。