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AXSEED、OktaのSSO機能を利用可能なデバイス管理サービスの新パッケージ「SPPM Security One」

 ソフトバンク株式会社の子会社である株式会社AXSEEDは6日、デバイス管理サービス「SPPM」において、Oktaの従業員向けアイデンティティ管理サービス「Okta Workforce Identity Cloud」の機能と連携し、ユーザーとデバイス、それぞれに必要なセキュリティに対応したゼロトラストを実現できる新パッケージ「SPPM Security One」を4月より販売開始すると発表した。

 SPPMは、業務用端末の情報漏えい対策と一元管理を行えるセキュリティサービス。端末の盗難・紛失時の情報漏えい防止や、デバイス証明書の発行・配布によって特定の端末からのみアクセスを許可する機能を備えており、不正端末からのアクセスを防止しながら、安全に業務を遂行できるように支援するための機能を備えているという。

 今回は、AXSEEDの親会社であるソフトバンクが、Oktaのマルチテナント型マネージドサービスプロバイダー(MSP)パートナーとして独占契約(日本国内のみ、2年間限定)を締結したことにより、このSPPMにて、Oktaの機能を提供可能になったとのこと。

 既存のSPPM 3.0を契約中の場合でも、特定の5つのアプリに関して、Oktaのシングルサインオン(SSO)を基本サービス内の機能として利用できるが、新しいパッケージの「SPPM Security One」は、SSO機能(無制限)を標準装備したユーザーライセンス体系で、デバイスについても、スマートフォンとPCを、それぞれ1台ずつ管理できる。

 なおAXSEEDでは、Oktaのシステムログ、特にAudit Events(監査イベント)を重要視しているとのことで、今後はSPPMにおいて、AIデータ分析サービスを提供するとしている。