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京セラドキュメントソリューションズ、クラウド連携機能をプリインストールしたA3複合機4機種を発表

カラーA3複合機「TASKalfa 2470ci+」(左)とモノクロA3複合機「TASKalfa 2520i+」(右)

 京セラドキュメントソリューションズ ジャパン株式会社は5日カラーA3複合機 「TASKalfa 2470ci+シリーズ」2機種と、モノクロA3複合機「TASKalfa 2520i+シリーズ」2機種を、3月上旬から順次発売すると発表した。

 新製品は、クラウドベースの印刷・スキャンアプリケーション「Kyocera Cloud Print and Scan」がプリインストールされており、出力する複合機でPINコード(暗証番号)やICカードを使用した個人認証を行うことで、印刷物の放置や取り忘れなどによる情報漏えいのリスクを軽減する。

 また、各拠点の印刷環境や印刷設定がクラウド環境によって共通化されていれば、オフィス分散化の促進が可能。各種クラウドストレージとの連携に対応し、クラウドストレージに保存されたデータの印刷や、複合機からスキャンしたデータの保存を、PCを介さず複合機からダイレクトに行える。

 幅590×奥行き590㎜の省スペース設計で、コンパクトデザインを実現。標準仕様で無線LANに対応しているため、LANケーブルレスでの使用が可能になり、設置場所の自由度が向上する。

 セルフメンテナンスが可能な構造で、簡単な紙詰まりの処理、トナー交換、廃トナーボックス交換、ガラス清掃などを顧客自身で行える。機器のトラブルから素早く復旧することで、業務のダウンタイムを短縮できる。

 また、遠隔モニタリングサービスに対応し、エラー表示や、トナーの残量といった複合機の状態を常にモニタリングすることで、顧客の管理業務を削減し、トラブルが起きた際にも速やかに対応できるようにする。

 製品の希望小売価格(税別)は、カラーA3複合機の「TASKalfa 2470ci+」が116万円、「TASKalfa 2460ci+」が105万円。モノクロA3複合機の「TASKalfa 2520i+」が80万円、「TASKalfa 2510i+」が67万円。