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TIS、自律型人材育成支援クラウドと講義動画を組み合わせたチーム学習ツール「自律型チーム育成プログラム」

 TIS株式会社は27日、SaaS型の自律型人材育成支援プラットフォーム「Practice」を強化し、株式会社アントレプレナーファクトリーの動画とセットで、動画を使ったチーム学習を効果的に継続するための「自律型チーム育成プログラム」として、12月1日より提供すると発表した。

 Practiceは、アプリが「あなたのビジョンはなんですか?」「この1カ月で学んだことはなんですか?」「今週の成果はなんですか?」などの“問い”を投げかけて、利用者のリフレクション(内省)を導き、入力をきっかけに組織内の対話や組織学習を図れるツール。これにより、チームや組織内の各メンバーとコミュニケーションを行う機会が増加するため、チームの“信頼関係”“相互理解”“相互学習”“コラボレーション”が活性化され、社員のエンゲージメントが向上するほか、自律型人材育成もサポートできるという。

 TISではこのPracticeのトライアル版を、2023年4月より試験的に無償で提供してきたが、今回は利用企業からの意見を取り入れて機能を強化し、リフレクションと対話に関する動画学習を合わせた「自律型チーム育成プログラム」として提供を開始する。

 この「自律型チーム育成プログラム」は、学習→練習→実践を25週にわたって実施することでチーム学習の習慣化を図るもので、アントレプレナーファクトリー提供の講義動画25本を週に1本のペースで視聴し、学んだことをPracticeに入力するとともに、学習の振り返り、チーム学習のための対話会をチームメンバー全員で繰り返し実施するとのこと。

 このプログラムにおいて、Practiceは動画の内容を振り返るための質問を設定した状態で提供され、約6カ月間の実施となるが、その際にチームで共有したいことをクエスチョンとして追加登録することもでき、終了以降のPracticeの継続利用にも対応するとしている。なお、Practiceの正式提供開始は2026年度の予定だ。