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キヤノンMJ、スキャンデータ活用のための画像処理機能を強化したドキュメントスキャナー「imageFORMULA DR-S250N」を発表

imageFORMULA DR-S250N

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は10日、キヤノン電子株式会社製のドキュメントスキャナー「imageFORMULA」シリーズの新製品として、「imageFORMULA DR-S250N(以下、DR-S250N)」を11月16日に発売すると発表した。

 DR-S250Nは、スキャンしたデータをより活用しやすくするための機能として、写真の色味と文字の可読性を両立する「写真入り文書モード」や、有彩色を強調し可読性を高める「有彩色強調」、背景が黒色のデータを生成する「背景塗りつぶし機能」などの新画像処理機能を搭載した。これにより、地方自治体や金融機関、製造業などの特定の業務において、スキャンしたデータをより活用しやすくなり、業務効率化を支援する。

 また、Webブラウザーを用いてスキャンできる「CaptureOnTouch Lite Web」機能を追加。PCやスマートデバイスにドライバーや専用アプリケーションをインストールせずに、Webブラウザー上でスキャナーのIPアドレスを入力し、スキャン・出力の設定を行うだけでスキャンを実行でき、初期設定にかかる手間を削減する。

 DR-S250Nと同時に、複数台のキヤノン製のスキャナーを一括管理できる管理ソフト「Canon DR Scanner Management Tool」もリリースする。従来は個別に設定や管理を行う必要があったが、1台の設定内容を容易に複数のスキャナーに反映でき、管理業務負荷を軽減する。

 imageFORMULA DR-S250Nの希望小売価格は、10万5000円(税別)。