BIPROGY、地域に特化した割引クーポンや体験チケットなどを発行できる電子チケットサービス「Kimaticke」を提供

　BIPROGY株式会社は8日、経済活性化を実現する電子チケットサービス「Kimaticke（キマチケ）」を提供開始した。

　Kimatickeは、地域に特化した割引クーポンや体験チケットなどを発行・提供することで、地域住民や観光客を自地域へ呼び込み、巡らせることができるサービス。小規模な実証実験から大規模なクーポンキャンペーンまで、施策の規模に合わせたチケット発行数が選択でき、各地域の取り組みに合ったチケットを発行できる。

　Kimatickeの利用に合わせて、アプリを作成する顧客向けのプランも提供。ノーコードで直感的なアプリ開発が可能となり、スピーディーに施策を開始できる。また、「Kimaticke API」の提供により、既に自社アプリを保有している場合でも、柔軟にクーポンやチケット機能を取り入れられる。有料チケットや商品券のような決済が必要な場合も、別途決済サービスとの連携により、ユーザーにとってシームレスなキャンペーン体験を実現できる。

　効果的な施策運営を行うためのデータ分析サービスも、オプションとして提供。「どんな人がどのチケットをいつ購入しているか？」「どこの店舗でどのチケットがいつ使われたのか？」など、チケットの流通経路や、チケットにひも付く性別、年代、居住地などのユーザー属性データを把握することで、地域経済活性化の計画に生かせる。

　BIPROGYは、Kimatickeの提供を通じて、地域経済活性化に取り組む地域金融機関や、さまざまなステークホルダーを支援することで社会DXを推進し、持続可能な社会の実現を進めていくとしている。