アシスト、Amazon Connectを活用したコンタクトセンター導入支援サービスを提供

　株式会社アシストは20日、Amazon Web Services（AWS）のクラウドコンタクトセンターサービス「Amazon Connect」を利用し、コンタクトセンターやコールセンターを迅速に立ち上げられるサービス「Amazon Connectコンタクトセンター導入支援」を提供開始すると発表した。PBXなどの物理的な機器がない状態からでも短期間での導入が可能という。

　Amazon Connectは、クラウド上にコンタクトセンター業務の機能を実装するサービス。電話機器・電話回線・PBXといった機器が不要なことに加え、従量課金制であるため、コンタクトセンターの迅速な立ち上げと、初期投資および運用コストの抑制を実現する。また、Webブラウザベースで問い合わせ対応が可能なことから、勤務者の柔軟な働き方や、災害などのリスクに備えた対応も可能にするとした。

　新サービスの「Amazon Connectコンタクトセンター導入支援」は、こうしたAmazon Connectの特長を生かしたサービスで、AWS認定資格を持つアシストの技術者が、各企業のコンタクトセンターに関する要件整理からAmazon Connectを利用した環境構築、運用開始までを技術的に支援するので、コスト面での課題を払拭しつつ、コンタクトセンターの早期稼働開始と安定的な運用を実現するとしている。

　なお、要件整理フェーズでは、コンタクトセンターの要件に合わせたパラメーターとフローの設計を行うほか、環境構築フェーズでは、基本設定やコンタクトフローの設定を支援可能。また運用フェーズでは、管理者向けに操作方法のレクチャーを実施する。

　支援提供期間は約2カ月で、価格は個別見積もり。