ニュース

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ、会社全体のサイバー攻撃リスクを可視化する「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 エンタープライズプラン」を提供

 GMOインターネットグループでサイバー攻撃対策事業を展開するGMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は2日、企業が保有するWebサイトやネットワーク機器を洗い出し、定期的なセキュリティ診断を行うことで、会社全体のサイバー攻撃リスクを可視化する「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 エンタープライズプラン」を提供開始した。

 GMOサイバーセキュリティ byイエラエでは、2023年4月から簡単に自社Webサイトのセキュリティ健康診断ができる「GMOサイバー攻撃 ネットde診断」を提供している。今回、GMOサイバー攻撃 ネットde診断の機能を、アタックサーフェスマネジメント(ASM)仕様に拡張することで、初めての人にも使いやすい国産ASMツールとしてリリースした。

 アタックサーフェスマネジメント(ASM)とは、インターネットからアクセス可能なIT資産の情報を調査し、それらに存在する脆弱性を継続的に評価する取り組み。サイバー攻撃の入り口を管理する手法として注目されている。

 これまでもASMサービスは存在していたが、顧客から「英語メインの管理画面で使いづらい」「解説が専門用語で難しい」「ユーザー部門の協力が得られない」など、運用に関する課題についてご相談の声をいただく機会が増えていたことを受け、国産ASMツールとしてリリースした。

 GMOサイバー攻撃 ネットde診断エンタープライズプランは、顧客から得た社名やサービス情報をもとに、攻撃面となる可能性があるWebサイトやネットワーク機器を洗い出し、ツールによる定期的なセキュリティ診断を行うことで、簡単に企業のIT資産の棚卸しとサイバー攻撃リスクの可視化が行える。また、ツールには、セキュリティコンサルタントによるアドバイザリーサービスがついており、情報セキュリティに関する知識が少ない人でも、簡単に全社のサイバー攻撃リスク管理が行える。

 GMOサイバーセキュリティ byイエラエでは、新プランのリリースに合わせて「トライアルキャンペーン」を実施する。期間内に申し込んだ顧客が、ASMに関する一連の流れを試用できる「ASMお試しプラン」は、通常、最低利用価格60万円からとなるエンタープライズプランを30万円(税別)で利用できる。また、ドメインを30以上登録する顧客に、自社で既に把握しているWebサイトやネットワーク機器をご登録し、ツールによるセキュリティ診断を無償で試用できる「セキュリティ診断お試しプラン」も提供する。キャンペーン期間は11月30日まで。