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レノボ、企業IT環境の構築・管理・サポート業務をマネージドサービスとして対応する「デジタル・ワークプレイス・ソリューション」

 レノボ・ジャパン合同会社(以下、レノボ)は26日、企業のIT環境の構築・管理・サポート業務をマネージドサービスとして対応する「レノボ デジタル・ワークプレイス・ソリューション(以下、DWS)」として、「Microsoft 365マイグレーション・サービス」「Microsoft 365マネージド・サポート」「Microsoft 365マネージド・バックアップ」を発表した。

 DWSは、企業がイノベーションとデジタルトランスフォーメーションに注力する一方で、サイバーセキュリティへの対応やデータマネジメントといった課題に対して、最適な勤務環境整備をデジタル化の観点から支援し、導入から管理・運用まで、エンドツーエンドでサービスを提供する。

 サービスのポートフォリオは、働き方や環境に合わせて、最適なIT機器とソフトウェアを組み合わせたアーキテクチャのアセスメントを提供する「アドバイザリーサービス」、ペルソナ分析を基に、ユーザーごとに必要なアプリケーションやサービスを構成し、IT機器に導入する「ペルソナベースコンフィグレーションサービス」、コラボレーションを加速させるさまざまなサービスの運用をパッケージ化して提供する「コラボレーションと生産性」、各種IT機器の運用段階で必要となるデバイスおよびソフトウェアの管理を、マネージドサービスとして提供する「統合エンドポイント管理」、顧客のIT管理部門に代わって、従業員からの問い合わせやトラブルに対してヘルプデスクを運営して対応する「サービスデスク」、Security Operation Center(SOC)などをマネージドサービスとして提供する「セキュリティオペレーション」の6つで構成される。

 DWSの第一弾として提供するサービスのうち、「Microsoft 365マイグレーション・サービス」は、現状の顧客環境からMicrosoft 365環境への移行を行う。オンプレミス環境やホスティングサービス上の、Microsoft Exchange Server、Google Workspaceなどの環境などから、Microsoft 365環境への移行を顧客に代わってレノボが実施する。IT管理部門のリソース不足における懸念、ビジネス停滞リスクなどの課題に対して、顧客に代わって移行プロセスを計画し、ダウンタイムを最小限に抑えつつ、効率的な環境移行を実現する。

 「Microsoft 365マネージド・サポート」は、Microsoft 365のユーザー向けのテクニカルサポートを提供する。専門サポートチームが問題の特定や解決手段の提供、テナント管理やユーザー管理サポートを行い、顧客のMicrosoft 365のスムーズな運用を維持する。専門知識を持った人材が社内にいない、ツールの問い合わせにIT部門が対応に追われて業務時間の十分な確保が難しい、といった課題解決をサポートする。

 「Microsoft 365マネージド・バックアップ」は、Microsoft 365各種プランのリモートバックアップを、マネージドなクラウドサービスとして提供する。顧客はバックアップデータからワンクリックで復元でき、Microsoft 365の障害による潜在的なデータ消失リスクへの対応、離職者・退職者対応におけるデータ管理などの課題解決に貢献する。

 また、2023年内に、顧客の管理IT部門に代わり、デバイス上のOSやアプリケーションのアップデート管理、リモートロック、 ソフトウェア配布を含むユーザーデバイスエンドポイント管理を提供する「統合エンドポイント管理(UEM)」、IT管理部門に代わってクライアントデバイスに関わる従業員からの問い合わせに対応するヘルプデスクをレノボが運営する「サービスデスク」、Security Operation Center(SOC)を提供し、監視、脅威検出を通じ、アラートに対して迅速に調査を行い対応する「マネージド・ディテクション&レスポンス・サービス(MDR)」を順次提供開始予定としている。