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電通プロモーションプラス、次世代AI搭載型MA/CRMシステム「MOTENASU-AI」を提供

 株式会社電通プロモーションプラスは12日、株式会社FID、AI CROSS株式会社と共同で、顧客向けのCRMやLTV(顧客生涯価値)の向上を目指す法人向けに、次世代AI搭載型MA(Marketing Automation)/CRMシステム「MOTENASU-AI」を開発し、提供を開始すると発表した。

 電通プロモーションプラスでは、オンラインの普及により価値観の多様化が急速に進み、その顧客ニーズの変化に対応するべく、国内外のデジタル化に伴うオムニチャネル戦略や、OMO(Online Merges with Offline)を考慮した効果的なマーケティングが求められていると説明。特に、顧客管理によるきめ細やかなCRMやおもてなしがLTV向上に欠かせなくなっており、その対応は年々高度・高速化し、より複雑な対応を求められる環境となっているという。

 こうした状況を受け、電通プロモーションプラスは、長年の販促プロモーションにおける実績を基に、顧客や現場の声を拾い上げ、リアルタイム分析や予測、購買履歴や行動データを活用しながら、個々の顧客ニーズに適した1to1販促プロモーションによりLTVを向上させる、次世代AI搭載型MA/CRMシステム「MOTENASU-AI」を開発した。

 MOTENASU-AIは、AI搭載型MAサービスをワンパッケージで提供する。電通プロモーションプラスのOMO販促領域(CX/UX/CRM開発・支援)、FIDのD2C向けソリューションテクノロジー(システム開発/プラットフォーム提供)、AI CROSSのAI開発&運用(AI予測/人工知能/ディープラーニング)の強み・テクノロジーを協業開発で集約し、CXサービス・CRMに適したAI搭載型MAを開発した。

 MOTENASU-AIは、従来多大な開発コストや人員を要していたMAにおいて、多様な外部連携にも対応できるマルチハイブリッド型サービスとして、最短3営業日で実装可能なソリューションサービス。SaaS型により、オンプレミスのような導入時の過大なシステム投資が不要で、分析を含む運用全般を支援する。

 さらにAI(ディープラーニング)による学習機能を搭載し、従来不可とされていた多次元の分析や、商品自動レコメンド、ROI最適化予測を提供、さらにChatGPTによるセールス案内の自動生成も実装し、MAによるCXサービスでEC、D2C、OMO領域の事業成長を支援する。

 電通プロモーションプラスでは、これまで競争力を築いてきた販促領域におけるプランニングやプロデュース機能に加えて、MAによる1to1に最適化したCXサービスを通じて、EC、D2C、OMO領域の統合的なソリューションの提案から実施・運用支援全般を強化し、販促ソリューションのNo.1パートナーを目指すとしている。

概略図:MA配信領域から、ROI予測・シナリオ構築&PDCA・AI分析・レコメンドなどを網羅