ニュース

NECがデータクラウド「Snowflake」を提供開始、プロフェッショナルサービスや経営戦略支援サービスなども

 日本電気株式会社(以下、NEC)は6日、米Snowflakeの提供するデータクラウド「Snowflake」を提供開始すると発表した。

 Snowflakeは、利用状況に応じた柔軟な運用や、多様なツールとの連携が可能なるマルチクラウド対応のデータクラウド。データを発見して安全に共有し、多様な分析ワークロードを実現できる点を特徴としている。

 NECでは、社内DX推進を支える重要基盤としてSnowflakeを活用し、基盤の導入工数の最小化やコスト最適化等を実現しているというが、今回は単にライセンスを提供するのみならず、自社利用での技術・価値検証をもとにした「プロフェッショナルサービス」を提供する。

 同サービスでは、専門スキルを持つプロフェッショナルが、事前検証支援からSIサービスまでをワンストップで支援可能。また9月末には、企業が現在のSnowflakeの活用状況を把握し、より効率的かつ安心して利用可能な定期診断、保守支援サービスといったメニューを、プロフェッショナルサービスに追加する予定だ。

 さらに、あらかじめ社内で検証したリファレンスモデルを利用することで、Snowflakeを活用したデータ活用基盤を短期・低コストで実現可能な「経営戦略支援サービス」も提供する。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する戦略・構想策定を支援するコンサルティングなどの提供をあわせて行い、利用企業のデータ活用に合わせたシステムアーキテクチャ/ロードマップの方針を提案するとした。

 このほか、データドリブン経営に必要な基盤だけでなく、戦略策定、DX人材育成など、ワンストップで企業のデータドリブン経営の実現を支援するサービスを提供するとしている。