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セイコーソリューションズ、電子帳簿保存法に対応した書類保存や電子契約などが可能なクラウドサービス「COMPACT IN」

 セイコーソリューションズ株式会社は、電子帳簿保存法に対応した書類保存・電子契約・請求書配信の3機能を搭載したクラウドサービス「COMPACT IN」を、9月より提供開始すると発表した。それに先駆け、基本機能を無料で利用できるフリープランの提供を、8月28日より開始している。

 COMPACT INは、電子帳簿保存法に対応した書類保存に加えて、電子契約や請求書配信といった3つの機能を搭載したクラウドサービス。これにより、期限が迫る電子帳簿保存法の対応を検討中の企業や、複数サービスを一本化することで業務効率化を実現したい企業を支援するという。

 サービスでは、すべての書類に総務大臣認定のタイムスタンプを付与し、電子帳簿保存法に完全対応した形での長期保存が可能。また保存だけでなく、契約の締結、請求書の配信(今後提供予定)も同一サービス内で行える。

 導入にあたっては、従来の業務フローをそのままデジタル化できるので、業務フローの変更が不要な点がメリット。さらに、書類保存・電子契約・請求書の配信、それぞれのタスクが完了されるまでのステップが明示されており、簡単に業務の進め方を理解できるとしている。

 セキュリティ面では、権限設定や二要素認証などの機能を備え、大切なデータを安全に保存可能とのこと。

 有料のコンプリートプランの価格(税別)は、月額利用料が2万5000円から。保存はファイル1件あたり20円、契約は送信1件あたり100円、配信は送信1件あたり10円の料金がかかる。なお、利用可能件数、利用可能ユーザー数はいずれも無制限。

 また基本無料のフリープランでは、保存が月間10件まで、契約が月間5件まで、配信が月間5件まで可能で、利用可能なユーザー数は1名に制限されている。