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ラキール、電子帳簿保存法に準拠した形でクラウドストレージへ保存するサービス「LaKeel eDocument」

 株式会社ラキールは24日、証憑を電子帳簿保存法に準拠した形でクラウドストレージへ保存するサービス「LaKeel eDocument」を販売開始すると発表した。

 LaKeel eDocumentは、従来は紙で管理していた帳簿や契約書、見積書などの証憑を電子化し、電子帳簿保存法に準拠した形でクラウドストレージへ保存するサービス。電子帳簿保存法に対応するためには、電子データの真実性の確保(訂正・削除履歴の記録、タイムスタンプの付与など)、検索性の確保など、複雑なシステム要件を満たす必要があるが、LaKeel eDocumentを利用すれば、こうした問題を解決できるとのこと。

 具体的には、1つの取引に関係する複数の電子データ・帳票ファイルを関連付けて保存でき、訂正・削除履歴の記録、タイムスタンプの付与などにより、電子帳簿保存法に基づいた電子データの保存を支援する。

 また取引年月日、取引金額、取引先だけでなく、任意の項目で電子データ・帳票ファイルの検索が可能で、大量の電子データから目的のデータを瞬時に検索できるとした。なお検索結果は整然としたフォーマットで表示され、CSV出力が可能としている。

 さらに、専用に発行されたURLを介して、請求書などの電子ファイルを安全に受け渡すための機能を備えており、送信元が電子ファイルを保管すると同時に、保管場所のURLが送信先にメールで通知される。なお、ダウンロードされた電子ファイルの履歴の管理、確認にも対応した。

 このほか、ワークフローサービスの「LaKeel Workflow」「LaKeel Process Manager」と組み合わせて利用すれば、社外の関係者への電子ファイル送付業務などに、申請・承認フローを組み込めるとのこと。