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SAPジャパン、調達業務の効率化と戦略的なカテゴリーマネジメントを支援するソリューション

 SAPジャパン株式会社は24日、調達業務の効率化と戦略的なカテゴリーマネジメントを支援するソリューション「SAP Category Management」を発表した。8月より提供開始する予定。

 SAP Category Managementは、各カテゴリのコストを把握し無駄を削減することによって、調達活動を最適化するための重要な手法であるカテゴリーマネジメントを支援するソリューション。商品・サービスカテゴリの定義、組織の支出情報の収集、戦略と計画の策定・実施・モニタリング・改善といった作業をサポートでき、手作業で実施している業務をデジタル化し、カテゴリマネジメントのプロセスを改善することで、組織の戦略開発、実行、モニタリング能力の拡大を支援するという。

 特別なダッシュボード構築をすることなく、戦略的なデータ利用を可能にする点を特徴としており、調達カテゴリー戦略を総合的に構築するための深い洞察を提供するほか、市場動向とカテゴリー別取引情報を組み合わせたインサイト導出機能を備えているとのこと。また、グローバルレベルでの一貫した調達カテゴリー管理フレームワークや、調達機会分析と推奨事項(取引先、商材など)といった機能を提供。加えて、SAP Aribaソリューションとの統合も可能とした。